友だちが、夢に向かって第一歩を踏み出した。
小さな、ほんの小さな一歩だけど、
確かに進み出す一歩。
まだまだおぼつかない足取りで、
フラリフラリといつコケてしまってもおかしくない足取りで、
彼は最初の一歩を踏み出していた。
それがどこか誇らしげで、
でもどこか妬ましく。
ジブンの怠惰な性格を棚に上げて、
小さく小さく嫉妬した。
だけどそれは同時に、起爆剤でもあった。
ボクは思う。
世の中に起きる全てのできごとは、
必然の蓄積なんだと。
森羅万象をどう受け入れるかではなく、
どう引き出すか。
能動的に、衝動的に、感動的な、人生を。
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